上司や先輩とのコミュニケーションを円滑にするNLP

苦手な上司と人間関係を
築き上げるにはどうすればいいの?

苦手な上司と上手に付き合っていくには
自分と向き合うことが大切

  • 上司とコミュニケーションを取ろうとする前に、自分の感情や行動をコントロールすることからはじめてみる
  • 「苦手だ」「怖い」「うまく話せる自信がない」という先入観を取り払い、フラットな視点で上司を観察してみる
  • 上司の視点に立つことで、皆まで言わずとも上司が考えていることを読み取れるスキルを身につける

上司とのやり取りがうまくいかない原因は?

上司との人間関係がうまくいかない人の特徴

  • すぐに言い訳をする
    仕事で失敗をした際に周囲へ言い訳をする人は、見苦しく思われます。言い訳を繰り返すと「失敗と向き合っていない」という不誠実な印象を上司に与えてしまい、冷たい態度を取られてしまうことが…。失敗は潔く認めて、改善しましょう。
  • 同僚の悪口を言う
    同僚の悪口を言う部下に対して好感を持つ上司はほとんどいません。上司の前で頻繁に悪口を言ってしまうと「自分も裏では陰口を叩かれているんじゃないか」と疑念を与えることになります。そのため、上司から信用されなくなるのです。
  • 仕事に対する姿勢が良くない
    仕事に対する熱意や意欲がない部下は、特別な理由がない限り上司から評価されません。「会社に対する貢献度が低い」と不満を持たれる原因になります。上司との関係がうまくいかない場合は仕事に対する姿勢を見直しましょう。
  • 他人に自分の価値観を押し付ける
    会社のルールや業務を進めるフローなど共有しなければいけない価値観はありますが、自分の考えを押し付けるだけだと上司としてはやりにくさを感じます。自分が正しいという思い込みは捨てて、周りの意見も尊重することが大切です。
  • 嘘をつく
    嘘は上司に限らず、会社全体からの信用を失う原因になります。あからさまな嘘の報告や改ざんしたデータを用意すると、「こいつには仕事をまかせたくない」と立場を悪くさせる要因となるので気をつけましょう。
  • 相手の心理を読もうとする
    上司に好かれたい!という想いから、相手の心理を読み過ぎてかえってうまくいかないケースも。「不快に思われないか」「怒っているのでは?」とネガティブな想像をし過ぎて、上司と良好な関係を築けなくなってしまうのです。
  • 誰とでも良好な関係を築こうと
    八方美人になる
    八方美人タイプの人は、誰とでも良い関係を築きたいという意識が強いのが特徴です。誰の前でも良い顔をするため、上司からの信頼を失います。誰からでも良いように思われたい気持ちが悪い方向に転ぶこともあるので、注意してください。
  • すぐ顔に出る
    仕事は好きな業務だけではなく、嫌な業務もあるもの。気が進まない業務を振られたときに「嫌だなぁ」という感情が顔に出てしまうと上司に悪い印象を与えます。仕事をもらえなくなるかもしれません。
  • 常識のない行動を取る
    挨拶ができない、メールやラインだけで欠勤報告をするなど社会人として非常識な行動を取ってしまうと、上司から敬遠される可能性があります。仕事とは直接関係のないところで評価を下げないように最低限の常識は守るようにしましょう。
  • 職場の人に関心を持たない
    自分は周りに興味がないというスタンスを取ってしまっては、周りから話しかけられることもありません。その結果上司から、「会社のことを考えていない部下」というレッテルを貼られてしまうのです。

上司との関係で悩む人がハマりやすい、
人間関係の傾向

  1. 第一印象で上司を判断する
    上司が若い・怖そうなど、ほんの数秒見ただけの第一印象で人柄を決めつけるのは、上司と付き合いにくくなる原因に。悪いイメージから「できる限り接点を持ちたくない!」と思うようになり、挨拶をしない、報告を怠るなど、無意識のうちに上司を避ける行動が増えていきます。当然、上司からの評判は低下。最悪の場合、仕事のフォローをしてもらえない、無視されるなど、仕事をしにくい環境へと自ら導いてしまうことに繋がります。第一印象という直感だけで人を判断して接することは、報連相を密に行うべき上司との溝を作ってしまう可能性もあるのです。
  2. 独りよがりな行動をする
    自分の考えが常に正しいと思う人は、上司との人間関係がこじれやすくなります。例えば「上司の仕事がラクになるはず!」と思って行動したはずが、逆に叱られた経験を持つ人はいませんか?事前に確認や報告のない独りよがりな言動は回りを振り回すので、上司との人間関係をダメにする可能性があります。自分のなかで考えただけのことを真実であると勘違いして取った行動が、相手を不快にさせる原因に。こうした行動を取る人は「あの人のためを思ってやったのに」というのが口癖です。その言葉には「してやったのに」という言葉が隠されているため、反省もせず同じことを繰り返してしまいます。
  3. 本人のいないところで悪口を言う
    働くうえで周囲のメンバーに不満を感じることも多いでしょう。とくに隠れて言いやすいのは、上司の悪口ではないでしょうか。悪口を言ってしまう人は、物事をさまざまな面から見ずに、偏った一部分だけに注目してしまいます。全体を見ていないため、的を射た意見を口にすることは少ないです。悪口に付き合わされた人からも内心では「そんなことを思っていたなんて…」と幻滅されることも。悪口は自分の視野の狭さをアピールするだけで、メリットはありません。「上司よりも自分の考え方に問題があるのかも?」と視点を変えてみると、うまくいくかもしれません。

職場の上司との関係を改善する。
自分を変えるNLPメソッド

  • 自分の心を開くために上司のことを理解する
    職場の上司との関係性を円滑にするカギは「上司を理解すること」。これは苦手な上司を理解するというよりも、上司に心を開けるような信頼関係を築くためのステップです。相手を理解するには、表情や声のトーンなどを観察して相手の感情を読み取るNLPスキル「キャリブレーション」が用いられます。
  • 上司に抱く
    マイナスイメージを
    フラットな状態にする
    苦手だった上司のことを少しでも理解できるようになったなら、そのタイミングで苦手意識を克服してみましょう。上司に対するマイナスイメージが強いなら、イメージをコントロールするNLPスキル「サブモダリティチェンジ」が有効です。言いたいことを伝えられないほど上司のプレッシャーを感じている人は、なりたい自分に切り替えるNLPスキル「スウィッシュ」を習得すると良いでしょう。
  • 衝動的な感情と行動をコントロールする
    マイナスイメージをフラットな状態にしても、苦手だった上司に対する反射的な感情や行動が根付いてしまっているケースがあります。そんな時は、肯定的な気持ちを呼び起こすスイッチを見つけるNPLスキル「アンカリング」や、過去・未来のソースを見渡して現状を打破するNLPスキル「タイムライン」を活用すれば、衝動的な感情と行動をコントロールできるようになります。
  • フラットな気持ちを継続しながら
    コミュニケーションを取る
    苦手意識の克服や感情のコントロールができるようになったら、実際に上司とコミュニケーションを取っていきましょう。上司に対するイメージがフラットな状態なら、スムーズなコミュニケーションが取れるはずです。もし、上司と話すなかで「苦手かもしれない…」という感情が戻ってきた場合は、思い込みを取り除くNLPスキル「ビリーフ」や視点を変えるNLPスキル「リフレ―ミング」を試してみてください。
  • 上司が活用している
    NLPスキルを知って
    真意を読み解く
    コミュケーションがある程度スムーズになったら、ワンランク上のコミュニケーションを目指しましょう。上司は、問題解決へと導くNLPスキル「メタモデル」や、やる気を育てるNLPスキル「ミルトンモデル」を使って部下を育てています。これらのNLPスキルをある程度理解していれば、上司の真意を読み解くことができるようになりますよ。
  • 上司の協力を得ながら
    夢を実現する戦略を立てる
    上司と円滑なコミュニケーションが取れれば協力が得られるようになり、夢を叶えられる可能性がぐんと上がります。夢を実現させるには、自分の行動パターンを分析して戦略を練るNLPスキル「ストラテジー」と、第三者を観察して成功パターンを導き出すNLPスキル「モデリング」を活用して具体的な戦略を立てていくことが大切です。

効果的にNLPを学べる
講座の選び方

本やネットで学んでも実践できない!実践講座を受けてこそ活用できるNLP

NLPのメソッドやテクニックはネットや書籍で学ぶことは十分に可能です。ただ、職場や仕事で活かすためには、対人で実践できる講座がオススメ。なかでもより効果的に学べる多様な年齢層や職種の人のいる講座をどういう基準で選ぶのか?おすすめの講座はどれか?などを紹介します。

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