まじめにやっているのに
人間関係がうまくいかないのは
どうして?
まじめすぎる性格が周囲を遠ざけてしまう
- 責任感が強くひとりでなんでもこなそうとするあまり、周りから孤立していく
- 周りとうまくいかない、孤立を感じているなら、コミュニケーションのとり方を変えると良い
- 信頼関係の築き方や言葉以外のニュアンスの汲み取り方を知ることで、人間関係が劇的に良好になります。


まじめな人は良好な人間関係を築きにくい?
まじめな人の特徴
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- 他人のために努力をおしまない
- まじめな人は責任感にあふれていて、困っている人がいると自分を犠牲にしてでも助けてあげようとしてしまいます。助けると決めたら自分の時間を削ってでも、手助けをしてしまうため、気力や体力が奪われてしまうことも。
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- 自責の意識が強い
- ミスやトラブルが発生した時に自分1人で解決しようとする傾向があります。失敗すると自分自身を強く責めてしまうのが特徴です。「自分のせいで…」と考え込んでしまい、メンバー全員から心配されることも。メンバーの意識の向上や、あの人のために頑張りたい!と良いチームを作るきっかけにつながりますが、あまり自責の意識が強いとほかのメンバーは取り残された気分になることもあります。
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- 自分に厳しく、他人にも
同じ厳しさを求めてしまう - まじめな人の特徴として「自己評価が低い」「ほかの人はもっとできる」と考えてしまうことがあります。そしてそれが深層心理の中で「わたしにできるのに、ほかの人にできないはずがない」という過度な期待につながり、他人にも自分と同じかそれ以上のレベルを求めてしまうことがあります。
- 自分に厳しく、他人にも
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- 誰とでも良好な関係を結ぼうとする
- 自責の念が強く、何事にも一所懸命なまじめな人は、チームのみんな、職場のみんな、取引先などすべての人の利益になるように努力します。また特に職場では人を自分の好き嫌いで判断してはいけないと考えてしまうもの。しかしすべての人が全部満足するために自分「だけ」が我慢してしまう。それがストレスとなり、逆に人間関係がギクシャクしてしまうことがあります。
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- なんでも自分でやろうとする
- まじめな人ほど、なんでもキッチリこなそうと思ってしまい、また人に頼むことが苦手です。そのため、キリのいいところで引き継ぎと思ってやっていても、結局最後までやってしまうことも多いのではないでしょうか?本人はほかの人に負担をかけないためにやっているのですが、ほかの人からはなんでも自分でやろうとする独りよがりな人と誤解を受けてしまうことも
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- ルールを守らない自分も
他人も許せない - 前述した他人にも自分にも厳しいにも通じることですが、与えられたルールを守ることに固執し、自分が守れなかった時だけでなく、相手が守れなかった時にも事情は関係なく、まずルールを守らなかったことを考えてしまいがち。ルールはチーム・組織を円滑にするためにあるもの。ギスギスしてしまうルールは果たして必要なのでしょうか?
- ルールを守らない自分も
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- 人から頼まれたら、断れない
- まじめで期待に応えたいという気持ちが強い場合、人からの頼まれごとをなかなか断れません。つい仕事を溜め込み過ぎてしまいます。結果として自分がこなせない量の仕事を受けてしまい、期待にも応えられないこともあります。
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- すべての仕事に完璧を求めてしまう
- いつでもベストを尽くそうとするあまり、どの仕事も納得いくまでつきつめてしまう人もいます。1つのミスもなく仕事をこなすことは理想ですが、なかなか難しいもの。また失敗するともっと努力しなくてはと自分を追い込んでしまいます。
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- 人の話を聞き流せない
- どんな意見でも真摯に受け止めてしまうため、誰かが軽い気持ちで言った言葉を聞き流すことができません。必要以上に反省したり、また過剰に反応して周囲を驚かせてしまうことも。
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- 人にものを頼めない
- まじめな性格ゆえ、誰かにお願いすることで「その人の負担を増やしてしまわないか」「迷惑に思われないか」を気にしすぎてしまいます。自分が頼られることが多いからこそ、頼られる側の苦労を考えてしまうのでしょう。
まじめな人がおちいりやすい、人間関係の傾向
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- 上司が「チームでお願いね」といったことでも自分ひとりでやってしまう
- 上司が「チーム」にお願いした仕事でも周りのメンバーの状況を見て頼みにくい状況だった場合、まじめな人はひとりで抱え込んでしまいます。
しかも完璧を求めてしまうため、ほかの仕事も含めると常にオーバーフロー状態。
大変そうな様子を見た周りの人が「手伝いましょうか?」と声をかけても、「キリのいいところでお願いします」と答えるものの、引き継ぎのタイミングがなかなかつかめなかったりします。努力している姿はみんなの見本になりますが、とっつきにくい人という印象を与えてしまうことも。
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- 相手の話を正面から受け止めてしまう(聞き流せない)
- プライベートでは聞き流せるちょっとした冗談や皮肉。会話の中での否定的な言葉にも職場では強く反応してしまうことありませんか?
確かに仕事はまじめにするもの。みんなの話に耳を傾け、真摯に受け止めることも重要ですが、息が詰まってしまいます。
また否定的な意見をオーバーに受け止めてしまい、自分が出した意見がすべて否定されてしまったと感じてしまうこともあります。まじめな人はこうしたことで、孤立感を感じてしまったり、ストレスをためこんでしまう傾向にあります。
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- なぜできないのか?がわからずに周りとの軋轢をうむことも。
- 自己評価が低く、他人はきっともっとできていると感じてしまう場合、どうしてもほかの人ができない理由がわかりません。
それが知識や経験の差なのか、体調やその時の心境なのか?などが理解できず、ストレスを感じることも。
ときには直接クレームを言ってしまうこともあります。そういうことを繰り返すことで、付き合いづらい人とレッテルを貼られることもあります。
コミュニケーションのとり方で、劇的に変わる職場の人間関係
周りからは「もっと気楽に考えればいいのに!」と言われることもあるでしょう。
しかし急に気楽にと言われても、いい加減なことはできないし、本当にこれでいいのか?と不安になってしまいます。
まして、まじめなのは良いこと。そこを活かした考え方を学ぶことが大切なのです。
NLPは人間の特性を理解し、目的に応じた円滑なコミュニケーションを行なうメソッド。
自分の感情のあり方から、相手の考え方や、相手に気持ちよく受け入れてもらう言葉の選び方まで、今までの自分のやりかたを変えずに、考え方や行動をかえることで、職場の人間関係を円滑にすることが可能になります。
職場の人間関係を改善する。
自分を変えるNLPメソッド
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- 相手を理解し心を開く
- 同じ意見であっても言い方ひとつで印象が変わることって多いですよね。そのために相手を理解し良好な関係を築くことは円滑に意思疎通するための基本です。NLPのメソッドのひとつ「ラポール」は相手との信頼関係を築くのに役立ちます。
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- 人とのコミュニケー
ションを円滑にする - コミュニケーションのほとんどは言葉から受け取りますが、その時の表情や声色、姿勢などで見えないサインを受け取ることができます。NLPでは「キャリブレーション」といい、例えば「大丈夫」という言葉ひとつでも、本当に大丈夫な場合、体調が悪い場合、仕事がうまく言っていないけど自分でなんとかやろうとしている場合とさまざまな「大丈夫」があります。職場での信頼関係を築けた後は言葉以外のサインから答えを受け取ることができます。
- 人とのコミュニケー
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- 自分の欠点を克服する
- コンプレックスは誰にでもあるもの。でもそのコンプレックスに囚われていてはいけないと無理に克服しようとして、逆に失敗したりしてしまった経験がある人もいると思います。
プライベートでは話し好きなのに仕事では一言も話しをしない。
営業なのに初対面の人が苦手。しかしそれは見方を変えれば実は役立つことかもしれないのです。
プライベートと仕事での差がある人は公私混同をしない人。切り替えが早い人。だったり、営業なのに初対面が苦手な人は慎重に仕事をすすめて最後にはお客様の信頼を得られる人だったりします。NLPではこの見方を変えるメソッドを「リフレーミング」と言います。
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- 感情 をコントロールし行動を変える
- 成功体験の多い人は、次も成功しやすいという事例があります。これを自発的に行うのが、成功をイメージして感情をコントロールする「アンカリング」。
また苦手なものやトラウマを克服するために利用されるのが、過去の失敗例の意味づけを変えることで、自分にとって好ましくない気持ちを変える「タイムライン」。こういったメソッドを利用することにより、感情をコントロールし、行動を変えることで、人間関係が良好になります。
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- 人の自発性に働きかけ
成長を促す - 会話トラブルの原因となる一般化・歪曲・省略つまり相手と自分の思い込みや誤解を防ぐ「メタモデル」。相手の無意識に働きかける「ミルトンモデル」で相手の自発性を引き出し、職場での仕事の依頼やクライアントとのやりとりを円滑にすすめることができます。
- 人の自発性に働きかけ
効果的にNLPを学べる
講座の選び方


自分で分かっていても、生来まじめな人は、まじめの枠組みからなかなか外れることができません。まじめであることは決して悪いことではありませんが、人間関係はもちろん仕事でさえも、足し算や引き算などの単純な理屈だけで成り立っているものではないことも理解することが大事です。今一度、自分自身の性格を振り返り、まじめであって良い場面と多少緩めて良い場面とを、改めて整理してみると良いでしょう。まじめ過ぎるという枠組みから抜け出すことで、自分自身はもとより、周囲もだいぶ楽になります。
自分自身を変えることで他社との関係を改善させるメソッドが、アメリカで開発されたNLPと呼ばれる心理学。単なる机上の心理学とは異なり、具体的な行動を伴う実践心理学と位置付けられています。まじめ過ぎることで周囲との関係がうまく行っていないと自覚している人は、ぜひ一度、NLPの理論に目を通してみると良いでしょう。
なおNLPは、今や世界中で知られるようになった理論。よってネット上や書籍などを通じても、その理論を知ることは十分に可能です。しかしながらNLPは、実践を伴わなければ意味がありません。実践を学ぶためには、ネットや書籍ではなく、スクールで専門的に学ぶ必要があります。
以下のページでは、NLPの実践を具体的に学ぶことができるスクールをご紹介。まじめ過ぎると指摘されたことがある方は、ぜひこれらのスクールの講座に目を通してみてください。