人と上手にかかわるために
自分の意識を変えるリフレーミング
対人関係に、自分の感情のコントロールに役立つ
NLPメソッド大公開
何か失敗した時でも、そのおかげで成長できたというように、マイナスに思える事柄にも価値があるとする考え方が、NLPのリフレーミングです。
リフレーミングをマスターすれば、日々の全てがチャンスに変わります。
マイナスをプラスに変えられるリフレーミング
- 相手が短所だと思っていることを長所に言い換えることで、相手の意識を変えることができる。
- 困難とされる場面でも考え方一つでチャンスになり、相手のモチベーションを引き出すことができる。
- 相手が短所だと思っていることに対して、活かせる場面を探すことができる。
リフレーミングとは?
リフレーミングとは、簡単に説明すると「物事をひとつの視点からしか見ない状態から抜け出し、別の枠組み、つまりフレームから見直す」というNLPテクニックです。
視点や考え方を変えることによって、一見ネガティブにしか見えない事柄をポジティブに捉え直す手法ともいえます。例えば、100点満点のテストで80点だったとします。決して悪い点数ではないはずですが、ネガティブな捉え方をしてしまうと「80点しか取れなかった」という、取れなかった20点にフォーカスした視点で点数を捉えてしまいます。この視点を変えて、取ることができた80点にフォーカスし、ポジティブな捉え方ができるようにするのがリフレーミングなのです。
リフレーミングは、以下の2つの種類に分類されます。
状況のリフレーミング
例えば、人見知り、口下手といったようなネガティブなイメージの性格でも、視点を変えて見直すことで、人間関係に慎重、話すのは苦手だけど聞くのは得意といったようにポジティブなものとして捉え直す手法です。
人間の性格はコインの裏表と同じように、いい側面と悪い側面が同居しています。そのため、一見悪いだけにしか見えない性格も、視点を変えれば良い側面が見えてくるものです。
内容のリフレーミング
例えば、どうにもならないと思える現在の状況も、視点を変えればまだまだ最悪というわけではないと考える手法がこれに当たります。
現在の状況を最悪のものだと思いこんでいても、視点を変えればどうにもならない最悪の状況にまでは陥っていないことがほとんどですし、物事は状況によって変化します。視点を変えることで八方塞がりだと思いこんでいた状況に光が見えてくることはよくあることです。また、なにもかもが徒労に終わり、なにも得るものがなかったと思いこんでいる状況を見直して、得られたものを見つけ出すテクニックもあります。なにも得られなかったと思い込んでしまうと、得られたものがあってもそれが見えないということはよくあるでしょう。
このように、リフレーミングは決して難解なテクニックではありません。しかし、これに関しては「頭では仕組みを理解できても、心がなかなか納得しない」ということが多いものです。そこで、リフレーミングを深く学び実践することでその効果を実感し、信じられるようにすることが大切なのです。
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ネガティブな時に使える
言葉の定義のリフレーミング言葉の定義のリフレーミングとは?これは、言葉の持つネガティブな意味や定義を変えることで状況を前向きにし、行き詰まった状態を打破するというテクニックです。
例えば、劣等感に悩んでいる部下がいるとします。劣等感は、他社に比べて自分は劣っているというネがティブな言葉です。しかし、意味を変えることで目標に向かいたいという意欲があることだというポジティブな方向性を持った言葉にすることができるのです。「頑固」「怒りっぽい」「優柔不断」などといった、普通はネガティブな意味の言葉も、裏を返せばポジティブな側面を持っているのです。
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新たな発想を見つける
アズイフ(As If)リフレーミングアズイフ(As If)リフレーミングとは?「仮に○○だったら」「もし○○できたら」といったように、行き詰まった状況に対して仮定を置くことで可能性や発想を広げるやり方です。
仕事が滞っているという行き詰まった状況があったとしたら、そこに「もしこの仕事を早く終わらせることができたら、余った時間はなんに使えるだろう」「仮に仕事のできるあの先輩だったら、この案件をどうやって片付けるだろう」といったように、立場や視点を変えることで物事を多面的に見ることができるようになります。
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未来からの視点で見る
時間枠のリフレーミング時間枠のリフレーミングとは?これは、前述の「内容のリフレーミング」に対して、「時間軸」というフレームを持ち込んで行うリフレーミングです。具体的には、「未来から今を見る事によるリフレーミング」と「今でよかったというリフレーミング」となります。
「未来から今を見る事によるリフレーミング」は、現在という時間軸に固執せず、現在の状況を未来から見た場合、どのように役立つか、なにを学んでいるかという視点を用いるリフレーミングです。状況が行き詰まっていると、どうしても視点がその時点に固定されてしまい、先のことが考えられなくなるものです。そこで、未来の視点を用いることで新しい視点を持ち込むわけです。「今でよかったというリフレーミング」は、今起きている状況が、起きたのが今でよかったと考えるやり方です。例えば、作成中の会議資料に重大なミスが見つかったとします。そこで、重大なミスが見つかったことにばかり注目せず、会議の前に気づけてよかったと考えるのです。
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欲求に目を向ける
「want」でのリフレーミング「want」でのリフレーミングとは?行き詰まった状況に対して、「ではどうしたい?」という欲求を持ち込むリフレーミングです。
欲求にはそれを達成する方法があるので、それを意識することで行き詰まった状況から進み出ることができます。職場で上司に叱られた部下がいるとしましょう。その部下は「あんなことを言われたくなかった」と思っています。そこで、「では、どうしてほしかった?どうしたい?」と問いかければ「もっと具体的な指示をしてほしい」「一生懸命やったことを認めてほしかい」といったような欲求が掘り出せます。そうなれば、そうした欲求を実現するための具体的な手段を考えられるようになるのです。
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似た境遇との接点を見つける
メタファーによるリフレーミングメタファーによるリフレーミングとは?メタファーとは比喩のことです。リフレーミングにおいては、誰かの格言や名言、あるいは経験をもとにして状況を見直すやり方となります。
例えば、失敗した部下が野球好きであったら、イチローの言葉である「4,000本安打の達成の裏には、8,000回以上悔しい思いがある」を持ち込み、成功は失敗を積み重ねた先にあるというリフレーミングを行うのです。もちろんここで持ち込むメタファーは、近しい人や関心のある分野、尊敬している人物のものだと効果が高くなります。
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悩みを細かく
解体によるリフレーミング解体によるリフレーミングとは?行き詰まった状況をできるだけ細かく解体・分解することで、さまざま情報を引き出していくやり方です。
例えば、「自分には能力がない」という行き詰まった状況があるとしたら、「どんな能力がほしいのか」「何をするための能力がないのか」「誰と比べて能力がないと思うのか」といったように細かく解体して行き詰まった状況を打破するための方策を探していきます。
職場で役立つ
リフレーミングの事例(Before/After)


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自分の短所を長所に思えるようになった
リフレーミングの事例【Before】
C実さんは上司に「君は話下手だから、もうちょっと営業トークを身に着けろ」と言われました。リフレーミングを用いない場合、「話下手」というネガティブな側面にばかり意識が向けられるので、なかなか前向きになることができません。
【After】
C実さんは上司に「君は話下手だから、もうちょっと営業トークを身に着けろ」と言われました。これを同僚のD助さんに話したところ、「確かにC実さんは話下手だけど、その分話を聞いてくれるし、後輩からも慕われているじゃないか」と言われました。確かに、あまり自分からは話さないけど、話をしてくれる同僚や後輩は多いと思ったC実さん。
聞き上手という長所はそのままに、奮起して営業トークも少しずつ勉強していき、営業マンとして成長していったそうです。
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プレッシャーを感じている同僚のモチベーションを上げる
【Before】
A太さんの同僚、B子さんは会社から大きなプロジェクトを任されるようになりました。ただ、忙しくなってプレッシャーも大きい状況にBさんは萎縮していました。大きなプロジェクトは確かに責任も大きいですが、同時にチャンスでもあります。しかしB子さんはマイナスの側面にしか目が行かず、行き詰まった状況です。
【After】
A太さんの同僚、B子さんは会社から大きなプロジェクトを任されるようになりました。ただ、忙しくなってプレッシャーも大きい状況にBさんは萎縮していました。
お酒の席で疲れ果てたB子さんは「忙しくて大変だよ」とA太さんに愚痴をこぼしましたが、A太さんは「こんなプロジェクト任されるなんて凄いよ!会社にお前の力を見せつけるチャンスじゃないか」とB子を励ましたところ、B子さんは笑顔になり、前よりもプロジェクトに対して前向きに取り組むようになりました。
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苦手だったママ友との付き合い
がリフレーミングで楽になった【Before】
E子さんは、自分とは年代的に隔たりのある20代前半の若いママ友との付き合いに悩んでいました。子育ての話ならともかく、流行のファッションなどの話題になるとどうしてもギャップを感じてしまうのです。E子さんはそれがどうしても気になってしまい、若いママ友と話せなくなっていきました。
【After】
苦手だったママ友との付き合いがリフレーミングで楽になった 30代に入ってから、長い不妊治療の末に元気な第一子をもうけたEさんは、数年後に子供を幼稚園へ通わせるようになると、年下も多い周囲のママ友との関係や付き合い方について、少し悩むようになっていました。 特に、子供に関する話題について話している時はいいものの、20代前半のママ友との間で流行のファッションやドラマについて話し出すと、どうしても考え方や感じ方の違いにギャップを感じてしまい、自分は彼女達に上手く馴染めないと引け目を感じるようにさえなっていました。 しかし、Eさんはママ友の反応や自分についてリフレーミングを行い、「世代間の違いがあるからこそ多様な世界観を楽しめる」「それができる私はむしろラッキーだ」と、前向きに考えられるようになりました。
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一日の時間の使い方を
リフレーミングで見直した【Before】
D子さんは30代の主婦。結婚以来、専業主婦として育児に励んできました。しかし、子どもたちが成長して手がかからなくなると、自分のやることがなくなったように感じられ、自分の存在価値や自信が失われてしまいました。
【After】
一日の時間の使い方をリフレーミングで見直した30代の主婦であるDさんは、結婚してからずっと専業主婦として、夫や幼い子供達の世話を頑張ってきました。ですが、やがて子供達が成長するにつれ、育児に追われる時間が少なくなり、自分の存在価値に少し自信を失いかけていました。そこで、DさんはNLPのリフレーミングによって、自分の経験や現状について、改めて見つめ直しました。すると、「子供達に手がかからなくなったのは、自分が母親としてきちんと子供達を育ててきた結果」であるという事実と、「家族を世話する時間が減ったからこそ、一人の女性として自分の為に使える時間が増えた」という事実を再確認することができました。そしてDさんは自信を取り戻し、以前からやりたいと思っていた趣味に取り組むことができるようにもなりました。
リフレーミングを修得するために必要なこと
リフレーミングの習得のためには、以下のような点が大切です。
単にポジティブに考えればいいのではない
リフレーミングは、行き詰まった状況を打破して新しい視点を得るためのものですが、ただ単にポジティブになればいいというものではありません。まず、その前段階である行き詰まった状況を受け止めることが大切です。
特に他者に対してリフレーミングを用いる場合は、いきなりポジティブなことを言っても、十分な理解や共感が伴わないと無責任な発言になってしまいます。もちろん、自分に用いる場合でも、いきなりポジティブになろうとしても難しいでしょうし、かえって精神的な負担が倍増してしまうことにもなりかねません。
自分や相手の現状(フレーム)を尊重する
リフレーミングは、行き詰まった状況に対して新しい視点をもたらすことで状況の打破を目指すテクニックですが、決して相手を一方的にコントロールするためのものではありません。この考え方は、特に他者に対してリフレーミングを用いるときに重要な視点です。
リフレーミングの成功を支えるのは、自分と相手、時には自分自身との信頼関係です。それが十分に形成されないまま、上辺だけのポジティブな言葉を並べても、リフレーミングは成功しないどころか信頼関係を失ってしまうでしょう。まずは現状のフレームを尊重し、それからリフレーミングを行うようにしましょう。
バックトラッキングを活用する
バックトラッキングとは、他者との信頼関係、すなわちラポールを形成するために必要な話の聞き方です。簡単に説明すると、いわゆる「オウム返し」のことです。相手の「私は自分に自信がないんです」という発言に対し、「あなたは自分に自信がないんですね」というように、相手の用いた言葉を使って返事を返すというテクニックです。
これによって、相手に「自分のことを理解しようとしてくれている」「自分の話をちゃんと聞いてくれている」ということを自然に感じさせることができます。また、逆にリフレーミングを行う側から「あなたのことを理解しようとしています」「あなたの話をちゃんと聞いています」ということを相手に伝えるテクニックでもあるのです。
繰り返すことで習慣化する
リフレーミングは、1回やればそれでおしまいというものではありません。気長に繰り返して、習慣化することが大切です。1度リフレーミングでポジティブになれたからといって、その状態が必ずしも永続するわけではありません。
また、リフレーミングは考え方を変えるためのテクニックなので、人によっては習得するまでに時間がかかる場合もあります。しかし、行き詰まった状況に行き当たるたびにリフレーミングを繰り返し行うことで、少しずつ自分の考え方を変えていけるでしょう。
リフレーミングを
わかりやすく漫画で解説

「先輩、お疲れ様です!さっきのミーティング、後輩の立花さんが先日のミスで落ち込んでしまっていて、大変でしたね」

「お疲れさま!そうね、ずいぶん落ち込んでいたみたいだけど、立ち直ってくれてよかったわ」

「それもこれも、先輩のアドバイスのおかげですよ!失敗して落ち込んでいたり不安になったりしている気持ちを、魔法みたいに解決していて、感動しました。」

「ありがとう、そういってもらえると嬉しいな。でも実は私、彼に何も特別なことは言っていないということに気づいてる?」

「どうしてですか?彼が悩んでいた『自分が細かすぎるせいで、同僚とすぐ諍いを起こしてしまう』ということに対してのアドバイスなんて、すごく素晴らしかったと思うのですが…」

「そう、それに対して私は、『あなたは細かいところがあるけれど、それは真面目でマメな性格だという裏返し。その分しっかりと計画をたてて仕事をすることができる』と言っただけよ」

「そのあと彼は自分から、『自分がしっかりと計画を立てられる分、空いた時間で他のことを進めて周りのサポートにまわれる』という結論を出していましたね!それに対して先輩は、『自分がしっかりと計画的に動くことで心に余裕も生まれて、周りに対しての態度も柔らかくできるんじゃないかしら』と答えていました」

「そう、要するに私は、彼が自分の『欠点』だという部分の見方を変えて、長所として言い換えただけなの。これを、"リフレーミング"というのよ」

「・・・リフレーミング?」

「そう。物事に対しての見方や考え方は「フレーム」というんだけど、その見方や考え方を変えることを「リフレーミング」というの。これは『NLP』という心理学の一部なのよ」

「NLP?聞いたことがあります。確か、人間関係や職場関係に役立つ心理学ですよね」

「正しくは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)。リフレーミングはそのなかのメソッドのうちの一つなの。リフレーミングは、一見マイナスに見える物事でも、考え方や見方を変えることで、プラスな意味合いを持ったり、ポジティブに見せたりすることができる方法よ。」

「なるほど…。先輩は、そのNLPをどこで学んだんですか?やっぱり本とか?」

「NLPに関する本も読んだけれど、やっぱり学びやすかったのはNLPの講座ね。職場での人間関係に役立つようなこともたくさん学べたわ」

「そこまで先輩が言うなら…私も、勉強してみようかな…」
リフレーミングが学べるおすすめのNLP講座
リフレーミングについてより深く学ぶためには、講座を受講するのが有効です。そのための講座は無数にありますが、ここではヒューマンアカデミーのNLP講座を紹介します。
NLPとは、「Neuro Linguistic Programming」の略で、日本語にすると「神経言語プログラミング」となります。多くの人は「なりたい自分」や「望む結果」のイメージを抱いているでしょう。NLPは、脳の機能が生み出す五感と言語によるプログラミングでそれらのイメージにたどり着く方法を導く実践心理学なのです。
ヒューマンアカデミーのNLP講座
ヒューマンアカデミーのNLP講座内容は、10日間の短期集中型です。
この期間に、基礎スキル、テクニック、パターンとコンセプトを活用できる能力を習得できるようになっています。ビジネスシーンに特化したカリキュラムにおいては、他者や自身のモチベーションのコントロール方をはじめ、部下を教導し成長を促すことができるコーチングスキルなど、現場ですぐに効果を発揮してくれるスキルを習得することができます。講座のスタイルは少人数制となっており、体験型・実践重視のカリキュラムとなっています。このクラスで環境や立場の異なるメンバーと一緒に学ぶことによって、感情や思考、行動をコントロールするスキルが身につくでしょう。
無事10日間の講座を修了すれば、米国NLP協会からの認定証がもらえます。この認定証を取得すれば、ビジネスシーンでの活用のほかにも、名刺☆経歴などに「米国NLP協会認定プラクティショナー」と明記することができるようになります。
ヒューマンアカデミーのNLP講座の種類と料金
ヒューマンアカデミーのNLP講座には、通信講座、通学講座、E-ラーニングの3種類の形態があります。
自分の都合や生活環境、ライフスタイルに合わせて適切な形態を選びましょう。また、学ぶ目的も、診断、好転、維持☆予防、機能向上の4種類となっています。講座の種類もさまざまで、基礎的なスキル習得からコーチングまで、自分の望むレベルの口座が選べます。
気になる受講料は110,000~630,000円と幅広く、予算に合わせて選択可能です。月々の受講料は6000円からとなっているので、金銭的負担も小さくなっています。
リフレーミングとは、行き詰まった状況を別の視点から見直し、新しい枠組み(フレーム)で認識し直すというテクニックです。
リフレーミングには、状況のリフレーミングと内容のリフレーミングのふたつの種類があります。状況のリフレーミングは、一見ネガティブな要素を見直すことで、ポジティブな側面を見出す手法です。口下手→聞き上手、優柔不断→慎重な選択ができるといったような視点の切り替えで、ネガティブにしか見えなかった状況にポジティブな認識を与えます。
内容のリフレーミングは、一見どうにもならないような状況に陥っていても、視点を変えれば最悪の状況にはなっていないというように考えるやり方です。また、一見得るものが何もなかったというような状況でも、視野狭窄を取り除くことで得たものを見出すというやり方でもあります。
リフレーミングの習得のためには、ただ単にポジティブな言葉を使えばいいというものではありません。まず、自分や相手の行き詰まった状況を受け止めてからでないと、上辺だけのポジティブな言葉になってしまいます。自分や相手の現状(フレーム)を十分に尊重し、理解する必要があります。こうしたリフレーミングを学ぶためには、ヒューマンアカデミーのNLP講座がおすすめです。10日間の講座を修了すれば、米国NLP協会からの認定証がもらえます
効果的にNLPを学べる
講座の選び方


物事には、ほぼ必ずと言って良いほど、良い面と悪い面の2つがあります。たとえば、あなたが仕事でミスを犯して、上司から厳しく叱責されたとしましょう。あなたにとって、この出来事は「悪い出来事」でしかありません。しかしながら、ミスをして厳しく叱責を受けたからこそ、以後は同じミスをしなくなるでしょう。ミスをしても上司にスルーされていたならば、あなたはまた同じミスを犯すかも知れません。結果、あなたの職場での評価はますます下がることでしょう。
仕事での「悪い出来事」は、常に成長のチャンスでもあります。逆に言えば、ミスなく「悪い出来事」を経験したことのない社員は、成長スピードが遅くなるかも知れません。上でご紹介したリフレーミングの考え方を実践し、どんな出来事でも自分の成長につなげていってください。
なおリフレーミングとは、アメリカで開発された実践心理学・NLPで提唱されている考え方。ネットや書籍でその理論を詳しく知ることはできますが、実践レベルまで昇華させたい人は、理屈を学ぶだけでは足りません。より専門的なスクールで学ぶことをお勧めします。
以下では、NLPを専門的に学ぶことができるスクールをご紹介。自分自身を成長させたい人は、ぜひ参考にしてみてください。