なりたい自分になるスウィッシュ
対人関係に、自分の感情のコントロールに役立つ
NLPメソッド大公開
スウィッシュはサブモダリティチェンジの応用
- サブモダリティで作ったイメージをスウィッシュで切り替えれば気持ちも変わる。
- スウィッシュには良くない引き金と、良い引き金の2つのイメージが必要。
- スウィッシュを行えば、生活習慣の改善や対人関係の改善もできるようになる。
スウィッシュで自分を変えられる
記憶との距離感や主観性・客観性のことをサブモダリティといい、記憶との距離や見方を変えることによって気持ちを変えることをサブモダリティチェンジと言います。さらに、このサブモダリティチェンジを応用してやめたい習慣をやめて、なりたい自分に変われる手法をスウィッシュと言います。
スウィッシュでは好ましくない習慣の引き金を思い出す
まず、あなたが好ましくないと思っている習慣を頭の中でイメージしてみましょう。例えばあなたはダイエット中ですが、ついついお菓子を食べてしまうという習慣があるとしましょう。
お菓子を食べるときには、目の前にお菓子があって、袋を開封してから食べるという流れがありますね。つまり、お菓子を食べるという反応が生じる前には、お菓子の袋を開けてしまう引き金があるわけです
一方、ダイエット中は目の前にお菓子があっても袋を開封して食べないという反応が好ましい反応となります。
お菓子の袋を開けてしまうという引き金と、開けないという引き金の2つのイメージをスウィッシュでは使います。
スウィッシュでは良くない引き金を、良い引き金に変える
まず、お菓子の袋を開けてしまうという絵のようなイメージを頭に大きく描いて、その隅にお菓子の袋を開けないイメージを描いてみてください。
そして、「スウィッシュ」という言葉を発しながら、そのイメージの大きさを逆転してみてください。
これと同時に良くない引き金は小さくなり、良い引き金は大きくなります。
これを繰り返すことで、だんだん良くない習慣をやめることができるようになるのです。
お菓子を見たときでも、「袋を開けてお菓子を食べたい」という気持ちよりも、「ダイエットのために我慢する。お菓子の袋は開けない」という気持ちのほうが強くなってきます。
スウィッシュでさまざまなことが克服できる
スウィッシュはダイエットや禁酒、禁煙といった生活習慣の改善から、人間関係の改善まで、さまざまな課題を克服してくれます。
例えば「タバコを見るとタバコが吸いたくなる」「お酒が目の前にあると飲みたくなる」というのは、視覚の情報が元になって、そうした欲求を強めます。
「上司が怖い」という思いも、その上司の顔を見るからそうなるのです。
スウィッシュを使って訓練をすれば、「タバコが吸いたい」「お酒を飲みたい」という衝動や、上司に対する苦手意識も克服できるようになります。
職場で役立つ
スウィッシュ活用法


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スウィッシュを使って嫌いな上司を克服した事例
Aさんは上司のBさんを見るだけで嫌な気分になり、仕事で必要なときにもなかなか話しかけることができません。Aさんの頭の中のイメージにはBさんが怒っている顔が強烈に浮かんでいるため、Bさんの顔を見るだけで嫌になってしまっていたのです。
そこで、AさんはBさんに話しかける前に、怒っているBさんの顔と、笑顔になっているBさんの顔の2つのイメージを作ってスウィッシュを行いました。
すると、次第に上司に対する恐怖心は和らぎ、以前は「怖い」と思っていた上司とも普通に話せるようになったのです。
効果的にNLPを学べる
講座の選び方


NLPのメソッドやテクニックはネットや書籍で学ぶことは十分に可能です。ただ、職場や仕事で活かすためには、対人で実践できる講座がオススメ。なかでもより効果的に学べる多様な年齢層や職種の人のいる講座をどういう基準で選ぶのか?おすすめの講座はどれか?などを紹介します。