NLPを取得したあとに
職場や仕事に役立つ心理学はどれ?
このページの内容をまとめると
- 心理学を勉強すれば、自分自身そして周囲の人もより良い人生を歩めるようになる可能性がある。
- いずれの心理学も「コミュニケーション」や「他者との関係」「意識の変革」が密接に関わっている。
- 職場に役立つ心理学は数多くあるが、それを実践するためにはNLPのメソッドが大いに役に立つ。
NLPをマスターすれば、職場や仕事に役に立つ数々の心理学に応用が可能です。心理学を学べば、組織を活性化させる、目標を達成する、ストレスを軽減させるといった効果が期待でき、より良い人生を送ることにもつながります。
しかし、こうした心理学を学ぶには、NLPがカラダに吸収されていることが大切です。いずれもコミュニケーション能力や、意識・考え方を変化させることが土台となっているので、NLPが身についていないと、十分に効果を発揮できない可能性があります。
一方NLPを習得していれば、心理学との相乗効果も期待できるので、まずはNLPのメソッドをしっかりと習得した上で、以下の心理学を学ぶのがおすすめです。


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コーチング
単に知識や方法を教えるティーチングと違い、コーチングは相手との対話をもって、相手に答えを気づかせる手法です。人から与えられた知識よりも、自分で見つけた答えのほうは納得度が高く、それに向かって行動することができます。
コーチングとひとことで言っても、「教育コーチング」「営業コーチング」「マネジメントコーチング」と、手法はさまざま分かれていますが、いずれにしてもコミュニケーションがベースとなります。
「相手に気づきを与える」「方向性を探させる」「意識を変える」ためには、NLPのメソッドが役に立ちます。▼ (仮)コーチングに興味のある方は ▼
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交流分析(TA)
自分自身のありかたを見つけ、コミュニケーションを改善する手法が交流分析です。不快なコミュニケーションを見つけて、他人に不快感を与えないようにすることで、自分のマイナス面を取り除くことが可能です。
NLPのメソッドを身に着けておけば、交流分析で見つかったマイナス面をプラス面に変えることすらできます。
交流分析単体で行うのももちろん効果がありますが、NLPを勉強すればより高い次元でなりたい自分を実現できます。 -
インナーチャイルドセラピー
人の今現在の人格や思考は、3~10歳くらいの幼少期の教育や体験が大きく影響して形成されています。「思ったことが言えない」「自分を押し殺してしまう」という性格や、引きこもり、うつ病、虐待、依存などの問題も、幼少期の辛い経験が原因となっているケースが多々あります。
インナーチャイルドセラピーは、子供の頃の自分と向き合うことで、こうしたトラウマから自分自身を開放する手法です。
マイナスの要素が取り除かれたら、プラス要素を付け加えることで、今後の人生がより良いものに変わっていきます。自分自身、そして周囲の人を良くするために、NLP学んで魅力的な自分に生まれ変わりましょう。
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メンタルヘルス
近年耳にする機会が多くなった「メンタルヘルス(こころの健康)」。厚生労働省もメンタルヘルスに関する指針を打ち出していて、職場での対策も必須となってきています。メンタルヘルスに重要なのは、「こころの病気に対する理解」と「早めのケア」です。そのためには、職場でこころが不調な人をいち早く見つけることが肝心。
NLPのメソッドを使えば、他人の状態に気づくことができるので、こころの病気に悩んでいる人を助けることができます。さらに、NLPによってコミュニケーションが上達する、マイナスの意識をプラスに変換できれば、自分自身のストレスを解消することにもつながります。NLPのメソッドは自他ともにこころの病気から守る効果も期待できるのです。 -
アドラー心理学
ベストセラー書籍『嫌われる勇気』で有名になったアトラー心理学。これまでの心理学と異なり、「トラウマ」という概念を否定し、「勇気をもつこと」と「共同体感覚」を重視している心理学です。「人間の問題は、すべて対人関係上の問題」を基本理念として、カウンセリングを中心に、ライフスタイルを見直し、対人関係の改善を目指します。
やはり、アドラー心理学においてもコミュニケーションは非常に重要。NLPのメソッドを活用することで、他者と信頼築き、良好な人間関係を保つことが可能となります。 また、「勇気づけ」という意味では、NLPの「意識を変える」「やめたい習慣をやめる」というメソッドが大きな後押しになることでしょう。。
効果的にNLPを学べる
講座の選び方


すべての心理学はNLPが土台となっている
以上、5つの職場や仕事で活かせる心理学についてご紹介してきましたが、いずれも「他者との関係」「コミュニケーション」と密接な関係があります。こうして見てみると、心理学というのは目的を達成するための材料、そしてNLPはそれを実施するための基本・土台のような関係にあると考えられます。
NLPは考え方とやり方の両方のメソッドがあり、生き方・考え方そのもの。どの心理学にも応用が効いて、より効果を高められるかと思います。
しかし、NLPは一朝一夕で習得できるものではありません。理論を会得して、テクニックを身につけるためには講座に通って本格的に勉強するのがおすすめです。
NLPに興味が出てきたら、まずはどんな講座があるのか、どのように選べば良いのかを知り、これからどのように習得していくかを考えてみましょう。